経験則を論理に変える:鍼灸整骨院が実践する「肩こり治療の二段階アプローチ」
♣あなたの肩こりは今、「どの段階」にありますか?
「マッサージを受けても効果が持続しない」「結局、元に戻ってしまう」。この現象は、多くの方が肩こりを「一つの症状」として捉えていることに起因します。
しかし、臨床の現場では、肩こりは決して単一の症状ではありません。それは、「炎症を伴う急性期の痛み」と「機能低下が原因の慢性的な凝り」という、明確に異なる二つの段階に分けられます。
そして、この段階を見誤った施術こそが、「マッサージは一時的」という誤解を生む最大の原因です。
当院では、肩こりをこの二段階で捉え、それぞれに最適なアプローチを行うことで、症状を一時的にごまかすのではなく、「治癒の段階」を確実に進める施術を追求しています。
♣治療の「質」が結果を決める
肩こりの真の改善は、あなたの身体が今、どちらの段階にあるのかを正確に見極め、適切な処置を行うことから始まります。
第1段階:急性期(炎症と痛みが主体)へのアプローチ
症状の特徴:ズキズキとした強い痛み、熱感、特定の動作での激しい痛み(例:寝違え、急なぎっくり首)。
誤った対処:強いマッサージやストレッチ。炎症部位に強い刺激を加えると、かえって組織を傷つけ、回復を遅らせる原因となります。
当院の対処(炎症の沈静化):この段階では、患部を刺激しすぎず、周囲の緊張を和らげること、そして鍼灸治療などで炎症物質の排出を促すことが最優先です。炎症を迅速に鎮めることで、次の回復段階へとスムーズに移行できます。
第2段階:慢性期(凝りと機能低下が主体)へのアプローチ
症状の特徴:鈍い重さ、だるさ、長期間続く慢性的な凝り、姿勢の悪さ。
誤った対処:凝っている部分(枝葉)だけを揉む。これにより一時的に血流は改善しますが、原因筋の機能低下は改善しません。
当院の対処(機能の回復と回復力の向上):この段階で初めて、「凝りの根源」である深部の原因筋や、姿勢を支えるインナーマッスルに集中的に手技と鍼灸でアプローチします。筋肉の柔軟性(伸び縮みする力)と耐久性(疲れにくい力)を回復させることが目標です。
♣鍼灸整骨院の強み
私たちは、マッサージ(手技)が持つ血流改善効果に加え、国家資格を持つ鍼灸整骨院だからこそできる「回復力を高める技術」を融合させています。
筋膜・深層筋へのピンポイントアプローチ
一般的なマッサージでは届きにくい、骨の際や深部の凝り(筋膜やトリガーポイント)に対しては、柔道整復術に基づいた専門的な手技や、鍼治療が非常に有効です。
特に鍼治療は、微細な刺激で深部の組織に直接働きかけ、筋肉を内側から緩め、持続的な血流改善を促します。これは、「一時的な気持ちよさ」を「体質の変化」へと変えるために非常に重要なプロセスです。
♣自律神経の調整で身体全体を回復モードに
長引く肩こりは、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを崩し、常に身体を緊張状態(戦闘モード)に置いてしまいます。この状態では、どんなにマッサージを受けても、身体はリラックスできず、回復力が働きません。
鍼灸治療は、自律神経にも作用し、過剰な緊張を解き、身体を「回復モード」へと切り替える手助けをします。これにより、睡眠の質が向上し、自然治癒力が最大限に高まる環境を整えます。
♣再発予防のための設計図
肩こりを根本改善することは、「身体の設計図を書き換える」作業です。施術で悪い癖をリセットした後は、その良い状態を定着させるためのフォローアップが欠かせません。
当院では、治療計画に基づき、患者様のライフスタイルに合わせた無理のないセルフケア(姿勢改善、簡単な体操など)を指導し、ご自身で身体のバランスをコントロールできる力を養っていただきます。
施術によって「治る力」を高め、セルフケアで「悪くならない力」を身につける。この両輪で、肩こりからの卒業を目指します。
「マッサージは一時的」という経験則に縛られる必要はありません。それは、あなたの症状に最適な「質」と「段階」のアプローチが行われていなかっただけかもしれません。
急性期の痛みから慢性の凝りまで、あなたの肩こりの「今」を見極め、回復力を最大限に引き出す論理的な施術を受けに、ぜひ一度ご来院ください。
私たちは、あなたの身体の治癒力を信じ、症状改善の道を共に歩みます。
肩こりにお悩みの方は、お気軽にご相談ください。ご連絡をお待ちしております。
♣よくある質問(FAQ)
Q1. マッサージは一時的ではないとのことですが、どのくらいの頻度で通えば改善しますか?
A. 症状の段階(急性か慢性か)、原因(姿勢か炎症か)によって最適な頻度は異なります。目安として、初期の集中的な治療段階では週2~3回のペースで、原因筋の緊張と全身のバランスを徹底的にリセットします。症状が安定し、良い状態を維持できるようになったら、月1~2回のメンテナンスへと移行し、再発予防に努めていただきます。
Q2. 鍼灸(はり・きゅう)は肩こりに効果がありますか?マッサージと併用できますか?
A. はい、非常に効果的であり、併用を推奨しています。手技が主に筋肉の表層から中層にアプローチするのに対し、鍼灸は深部の原因筋、自律神経、そして炎症の鎮静にダイレクトに作用します。特に慢性的な凝りや、ストレス・疲労からくる血流不良には、鍼灸による内側からの調整が極めて有効です。
Q3. 健康保険は使えますか?
A. 慢性の症状である一般的な「肩こり」は、基本的に健康保険適用外の自由診療(自費治療)となります。ただし、「寝違えて急に首が回らなくなった」「重いものを持った瞬間、肩に激痛が走った」など、急性の外傷や反復蓄積による痛みと判断される場合は、保険適用となる場合がございます。保険適用についてご不明な点はお気軽にお問い合わせください。
Q4. 施術を受ける際に気を付けることや、準備していくものはありますか?
A. 特にございません。お着替えはこちらでご用意しております。施術後は、血流が良くなることでだるさや眠気を感じる場合がございますので、時間に余裕をもってご来院いただくことをお勧めします。また、ご自宅でできるセルフケア指導も行いますので、ご自身の日常生活の姿勢について具体的に質問したいことなどがあれば、メモしてお持ちいただくとスムーズです。
飯田橋駅前鍼灸整骨院ではご予約の方を優先してご案内しております。
先ずはお電話もしくはLINEでのご予約をお願い致します。
| 名称 | 飯田橋駅前鍼灸整骨院 |
|---|---|
| 所在地 | 〒162-0822 東京都新宿区下宮比町1-1 相沢ビル2F |
| 電話番号 | 03-6265-3179 |
| 休診日 | 年末年始 |
| 診療時間 | 【平日】10:00~20:30 【土日祝】09:00~19:30 |
| LINE | https://lin.ee/waCi6gr |
| https://www.instagram.com/f.c.c._iidabashi/ | |
| アクセス方法 | 飯田橋駅より徒歩1分 |
| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 【平日】10:00~20:30 【土日祝】09:00~19:30 |
● | ● | ● | ● | ● | ● | ● |








